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2008年10月14日 (火)

【読書】『鬱の力』

今回は、五木寛之 氏と香山リカ 氏の対談をまとめた『鬱の力』を読みました。

五木寛之 氏は、直木賞作家で「生きるヒント」シリーズなど数多くの作品があります。
香山リカ 氏は、マスコミでも御馴染みの精神科医です。

五木寛之 氏が考える「鬱」に対する捉え方がユニークで、この本のポイントでもあります。
「鬱」を一つのエネルギーと捉え、これまで日本が歩んできた経済成長期を「躁の時代」、2000年以降を「鬱の時代」とし今後50年は続くと定義していることです。
人口の減少、経済成長の鈍化などネガティブな要素を時代という大きな枠組みで捉えているところが独創的と思います。

社会的な閉塞感を感じる時代ですから、「鬱な気分」になるのは当たり前である。
病気として治療をようする「鬱病の人」と「鬱な気分の人」を区別するべきで、一緒になってしまっている現在の治療のあり方に疑問を投げかけています。
まぁ、明確な線引きができる話ではないですが。。。

また、「鬱の時代」だからこそできる変化があり、それが「鬱の力」であると論じています。
「鬱は力。無気力な人は鬱にならない。」
ちょっと勇気づけられるフレーズです。

基本的に五木氏の考えに基づいて話が展開され、香山氏がそれにコメントする形になっています。
香山氏も五木氏の発想の転換(視点)を支持しています。

ネガティブなイメージの「鬱」ですが、それをポジティブに捉えた「鬱」の本です。
もう少し内容的に深みがあれば・・・個人的には対談というより、五木氏に「鬱の力」を論ずる本を執筆してほしいと感じました。
 


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コメント

五木寛之 氏これまで日本が歩んできた経済成長期を「躁の時代」、2000年以降を「鬱の時代」とし今後50年は続く。以前テレビでもこの話されていました。欝関係なので見ていたのですが、時代と照らしておもしろい考え方する方だなーと見ていました。ヽ(´▽`)/

投稿: 風の住人 | 2008年10月16日 (木) 17時34分

風の住人さん、コメントあるがとうございます。

テレビでも話されていましたか。
着眼点が面白いですよね。
私も広い視野でものを見れるようになりたいと思っています。

投稿: 日日是好日 | 2008年10月16日 (木) 20時05分

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