【読書】「「わからないという」方法」
今回は、橋本 治氏の「「わからない」という方法」を読んでみました。
橋本氏の著作は、過去に2冊読んでいますが、
「「わからない」という方法」
「上司は思いつきでものをいう」
「乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない」
の3部作の最初にあたります。
私個人としては、
2冊目→3冊目→1冊目という順番で読んだことになります。
何かの本で読んだのですが、3部作というのは切りが良いらしいですね。
1冊目でテーマを見つけ、論理展開する。
2冊目で1冊目で書けなかったことを追加。
3冊目で今までをまとめる。
こんな感じになるそうです。
確かに、橋本 治氏の著書は、独特の視点と独特の論理展開をしますので、
(本人も書きながら書きたいことを書いていると自認してますが・・・)
結構、読んでいて、そっちに行くか?的な奇想天外な面白さがあるのです。
そんな3部作の一冊目ですから、コレが一番難解でした。
普通、「わからない」=「やらない」と行くところを、「わからない」=「だからやる」という考えを述べています。
これを述べる為に、「美術番組の取材」、「清少納言、紀貫之」などを登場させて、こういう事が「わからない」を方法とすることだ。と解説します。
らしいといえば、橋本氏らしいのですが、読んでいてピンとはなかなかこないですね。
ただ、体験主義と全体像を大まかに捉えるというやり方は、情報社会と言われる現在に生きる私達にとって、実は重要なことではないかな・・・
結構、「わかったつもり」って多いと思いますからね。
ココは反省し、見習いたいと思いました。
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「わからない」という方法 著者:橋本 治 |
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