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2007年6月

2007年6月27日 (水)

【読書】「五輪書」

今回は少し趣を変えて、宮本武蔵「五輪書」を読んでみました。

宮本武蔵は、言わずと知れた剣豪ですが、その晩年に書いたものが「五輪書」と言われています。
「五輪書」を扱った本は、幾つかあるのですが、丁寧に解説されている魚住孝至氏「定本 五輪書」を読みました。

「五輪書」は、地・水・火・風・空の5巻からなる書物で、武蔵の考える兵法(剣術・合戦)の真の道を書いたものです。

読む前のイメージとしては、相手に勝つ為の剣術の技術面などが中心なのかと思いましたが、読んでみると意外に哲学です。

以前に読んだ本の著者(誰か忘れましたが・・・)が、「五輪書」は現代でも通用する思想本であると書いてあったのを思い出しましたが、なるほど・・・
ただ、自分の個人的感想としては、今ひとつ、ピンとこなかったというか・・・心に響きませんでしたね。たぶん、思想・信条が違うのかな?

しかし、剣術の道を究めるべく鍛錬を続けたと言われる武蔵の言葉には、迷いなく、己の信じる道が書かれていることに関しては、スゴイの一言ですね。

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2007年6月22日 (金)

【読書】「インターネット的」

今回は、糸井 重里氏の著書「インターネット的」を読んでみました。

この本は、著者がインターネットのHPを開設して運営する中で感じたインターネットの可能性を論じた本です。
クリエイターがインターネットについて語ると、技術論ではなくて本質的な話しになるので、結構、新鮮な感じがしました。
特に後半で熱っぽく語られる「消費のクリエイティブ」という内容は、面白かったですね。自分も消費する側の一人として、クリエイティブじゃないなぁという思いになりました。
これからは、クリエイティブな消費も考えてみたいですね。

この本が書かれた当時と比べると、HPだけではなく、ブログも増えて更にインターネットのつながりは広がっているし、著者の活動場所も増えたってことですね。
さて、ネットとそれを使う人の可能性はどこまで広がるのか?

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【読書】「乱世を生きる」

以前に読んだ「上司は思いつきでものを言う」の続編にあたる 橋本 治氏の著書「乱世を生きる-市場原理は嘘かもしれない-」を読んでみました。

上司は・・・は、日本社会における年功序列と成果主義をテーマにした本でしたが、この本のテーマは「勝ち組・負け組」がテーマです。
いまだに、マスコミでは勝ち・負けという単純化された価値観が垂れ流されていますが・・・
そういった価値観のあり方を独自の視点で解説している本です。

自分自身、このような価値観はくだらないと思う半面、「負ける」ということに対する強い畏怖を感じて生きているなぁと思っています。
基本的に臆病で心配性で・・・まぁ、器の小さいといったところでしょうか?

この本の最後に「我慢とは、現実に抗する力」という一節があるのですが、この言葉は重い気がしました。ココは、自分に足りない部分でもあるし、持ち過ぎている部分でもあるなぁというところですね。
うまく、表現できないですが・・・なんというか・・・
まぁ、素直に生きれていないという感じでしょうか?

まぁ、読んでみると面白いですし、まぁよしということで。
うまくまとまらないですが・・・

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2007年6月 9日 (土)

【読書】「99.9%は仮説」

今回は、竹内 薫 氏の著書「99.9%は仮説」を読んでみました。

著者は、科学系の著書を多数出されていますが、湯川 薫としてミステリー小説も書かれています。理系から文系までマルチな才能を発揮されている方です。

この本はページ数は多いのですが、文字が大きく読みやすいので、内容も面白いのですぐに読み終わりました。
内容ですが・・・
タイトルにある通り、世の中で思い込み、常識、前例、先入観、固定観念・・・といったものを形作っている、科学の基本とは、「仮説に過ぎない」=「世の中ぜんぶ仮説に過ぎない」ということを身近なものを例にとって解説しています。

私自身は、エンジニアを生業としているので、日常、科学技術(って大したものでもないですが・・・)を活用しているわけです。
ですから、物事には「原理原則」があり、それに沿って試験や検討を行い、理論と実際を比較していくことをやります。
そういう意味では、何事も原理原則が明確でないと何か気持ち悪い感覚を覚えます。
でも、この本に書かれている内容を見ると、確かに、その原理原則が過去のデータの積み上げから出来ており、本当の原理原則が曖昧なところがあるということがわかりました。
私も固定観念に縛られていた内の一人ということでしょうか。。。

確かにそれまでの常識が、ある時を境に180度覆されるということは、結構ありますよね。
自分の体験では、
スキーなんかもカービングスキーの登場で、板の長さやすべる際の加重のかけ方などが大きく変わりましたし、
昔は部活の定番だったうさぎ跳びも今はやらないし、
プロ野球の投手も、肩は冷やさないからアイシングをするに変わったし。

世の中、情報化社会で色々な情報が多く流れてますよね。
その情報に振り回されない為にも、情報を受け取る心構えとして、この本で提案されている柔軟なスタンスが必要とされている感じがしますね。
少しは柔らか頭になったかも知れません。。。

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【読書】「集中力」

今回は、棋士 谷川浩司 氏の著書「集中力」を読んでみました。

谷川氏は永世名人となった名棋士です。

羽生善治氏、米長邦雄氏など棋士の著書を読んで面白かったので、谷川氏にも期待大です。(^^♪

本著では、勝負への気迫集中力思考力記憶力気力などメンタリティの部分を切り口にしながら、自身の将棋人生を振り返り、考えを述べています。
羽生氏、米長氏とは違った独特の感性があり、厳しい勝負の世界を生きてきた人の言葉という重みがあります。

また、成功体験だけでなく、
如何に厳しい状況から抜け出せたのか?
何が不調の原因になっていたのか?
などをメンタリティの部分から述べており、
最近、「閉塞感」を感じ気味の私としては、少し勇気づけられる部分もありました。

例えば、
明けない夜はない・・・(良く言われますよね、ココに以下の一文をプラス)
夜は夜明け前が一番暗い・・・

最近、将棋でも指してみようか・・・などとふと思ったりする今日この頃です。
うーん、25年は差してないな・・・

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2007年6月 7日 (木)

【読書】「若者はなぜ3年で辞めるのか?」

しばらくの間、ブログで読書の記事を書いてなかったので、久しぶりに書こうと思います。
読書は、続けているのでブログで書こうと思っている事が溜まってますね。
頑張って読んだらなるべく感覚が残っているうちに書こうと思います。

今回は、城 繁幸 氏の著書「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を読んでみました。

著者は、富士通の人事を経て、人事コンサルティング会社の代表を務めておられ、成果主義などの著書で有名な方です。

富士通の成果主義は、導入当初はうまく機能せず人事としては苦労も多かったのではないでしょうか?(まぁ、現場はもっと大変だったと思いますが・・・)
そういった現場の経験を基に、現在の日本型企業の抱える問題点を「若者」「30代」といったところに切り口に考察しています。

前書きの部分に「閉塞感の正体」を見せることが本書の目的とあるのですが、「閉塞感」・・・私も感じてますね。

で、閉塞感の正体ですが・・・
要するに年功序列の崩壊と共に、年配になれば得られるはずの利益の配分がなくなりつつあるということに集約されます。
そうですね、自分が歳をとった時にどうなっているのだろうと真剣に思いますね。
50歳くらいで打ち止めかな・・・

本書では、官僚の天下りシステムこそ究極の年功序列と書いてありますが、今、国会で公務員改革法案を審議してますね。これで、究極のシステムは少なからず崩れ始めますね。まぁ、不十分という世論はあると思いますが・・・

でもって、結局・・・
この本を読むと益々、「閉塞感」を感じますね。(ーー;) はぁーっ・・・

でも、読んでしばらくしてから冷静に考えてみました。
ココに書いてある事は、確かに現実に起こっている事象ではあるが、これからもずーっと同じ流れなのだろうか?と・・・
年功序列が崩れ、新しい人事制度へ移行していく時期ではあるが、その制度もいつまで続くか・・・
そう考えると、まぁ、なるようになるさというか、
先を考えて「閉塞感」を感じてもしようがないかと。

そう思い、少し元気を取り戻したところです。(^^)v

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