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2007年4月23日 (月)

【読書】「狂いのすすめ」

今回は、ひろ さちや氏の著書「狂いのすすめ」を読んでみました。

ひろ さちや氏は、元大学教授で、主に仏教を中心に宗教をわかりやすく解説した著書を多数出版されています。

タイトルの「狂いのすすめ」もインパクトがありますが、本の帯に大きく「人生に意味なんてありません。生き甲斐なんてペテンです。(本文より)」とあって、思わず手に取ってしまいました。

内容は、
宗教感(本文では思想・哲学とされている)をベースに世の中の常識と対極の視点から物事を見たら・・・ということが書かれています。

世の中の常識=ゴム紐の物差し
、つまり、正確に測れないその時々で尺度が変わるものに左右されずに、自分の思想・哲学という目盛りのない物差し(目盛りがないので測る必要がない)を持って生きようということが主張されています。
要は、世の中の常識の下で世の中の奴隷として生きるのではなく、本当の自由人として生きよということです。
これを「閑吟集」の「何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」という歌に重ねています。
ここからタイトルの「狂い」がきています。

基本的には、過去・未来ではなく、今を楽しめという主張です。
ココは、禅・仏教などの思想としてオーソドックスな部分ですね。

ひろ氏の主張で面白いと思ったのは、「生き甲斐、希望、目標」などを持つな!という主張です。これは、新しい発想かなと思いましたね。
これらは、今の世の中では、みんなが持つべきと思われている(=常識)ものですが、これを持ったら、世の中の奴隷(常識の奴隷)になってしまう。。。

でも、未来に何も期待しないのも・・・ちょっと・・・

この本の面白さは、とにかく極論なところです。
この本の通りの行き方をしたら、多分、生活していけないでしょう。これは、著者も言ってます。
でも、こういった少し冷めた極論を頭の片隅に置いておくと、意外と色んなモノが見えるかも知れませんね。
まぁ、ちょっと頭の片隅に残しておきたいと思います。

結構、面白い本でした。(^^♪

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