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2007年3月25日 (日)

【読書】「ウェブ進化論」

今回は、梅田望夫氏の著書「ウェブ進化論」を読んでみました。
この本は、以前に読んだ羽生善治氏の「決断力」(←すごく良い内容でした)の中で触れられていたので、読んでみることにしました。

内容としては、リアル(現実)社会を「こちら側」、ネット社会を「向こう側」と分けて、現在、世界でその成功を賞賛されているグーグルを例として、ネットの過去から現状の分析。また、今後のネット社会(Web2.0)の可能性を述べています。

読んだ感想としては、・・・という感じですね。
書かれている事は、もっともな内容だと思います。
グーグルは成功を収めていますから、現在のネットにマッチした会社であり、それ故に成功しているわけですから。
また、ネットの可能性についても、これから更に飛躍的に発展していく可能性が大いにあることもその通りだと思います。
ただ、良い可能性のある反面、悪い可能性についても著者の考えを述べるべきと思います。旧態以前のマスメディアは負の面しか報道しないと負の面を切り捨ててしまうのは、片手落ちの感があります。
この本の中で羽生氏が登場してくるのですが、ネットはツールとしては非常に有効であるが、その先は『人』が重要となってくるとの内容があります。
さすが、羽生氏という感じで鋭い考察がされています。

内容的に読み返して思ったのですが、どうも「こちら側」に対してどこか見下した様な感じがするのは、私の読解力不足のせいでしょうか?
「こちら側」があって、つまりこちら側を作る人がいて、初めて「向こう側」があってそれを活かす人がいる。この両方がWin-Winの関係でないと健全な発展はない気がします。
旧態依然の「こちら側」についても、良い面は沢山ありますし・・・
もう一つは、アメリカ的な着眼点で論理展開されていますが、日本には日本の良さがあるわけです。今後、ネットが発展しても日本の良さは必ず活きると私は考えます。

アメリカは歴史が浅く、多民族国家であるゆえに合理的なルールが必要でした。
日本はアメリカの州ではなく、歴史のある国ですから、温故知新ではないですが過去も大事にしていく必要があると思います。
その上で、物事は常に変化していくので、それをうまく日本にあった形で導入すればよいわけです。アメリカンスタンダード=グローバルスタンダードではないと思います。

そのうち、アジアスタンダード=グローバルスタンダードの時代が来ると私は思っています。

梅田氏のブログ(http://www.mochioumeda.com/)には、多くの反響が寄せられているようですが、若い世代には受けが良いと思いますね。

でも、10代に聴いた時、「尾崎豊」には共感できても、今30半ばで聞いた「尾崎」にはもう共感できない感じがしてます。(人もだんだん変わるということですね)
ちょっと、もったいぶった表現ですが、こんなたとえしか思いつかなかったので・・・<(_ _)>

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